【温故知新】古来の知恵を日常生活にどう活かすかvol.4・拈華微笑

温故知新

「拈華微笑」・ねんげみしょう・

相手を思いやる心があれば、言葉にしなくても分かり合えるものです。

お釈迦様が花を拈って弟子たちにその真意を読み取るように促したら、ただ一人の弟子だけがその意味を理解して静かに微笑んだ。

「何を求め・何を言わんとしているのか?」相手の胸の内を察して汲みとろうとするまっすぐなひたむきさと、人に寄り添う優しさが必要であるという教えです。

以心伝心にあってテレパシーにはないものはナニ?

拈華微笑は、言葉を介さなくても「以心伝心」で伝わり通じあうことです。以心伝心とテレパシーは、相手の心の内を読み取るという意味では似ていますが、テレパシーは波動・気や念を、どんな人にでもアクセスをする特殊能力です。

一方、以心伝心はよく知った相手だからこそわかり合えるものなので、相互の心の交流といえるでしょう。人を思うあたたかな気持ちは、言葉でなくても伝えられるということですね。

ツーといえばカーの先にあるものは?

長年連れ添った夫婦が「つぅーかぁーの仲」なのは、互いを知り尽くしているからこそです。ピッタリと息の合ったお相手がいるというのは何とも羨ましい限りです。

ただ日本の男性は、年齢を重ねるごとに会話が少なくなり「言わなくても分かるだろう」という方が多いようですね。面倒くさいとか、今さら照れ臭いなどと言ってコニュニケーションを疎かにしていませんか。

ツーカーの関係を超えた晩年には、お互いの存在をより大切にして今しかできない会話を楽しむのが良いのではないかと思います。若い時と勝手が違うことが増えていく寂しさを、寄り添い分かち合いながら歳を重ねられたらとても素敵ですよね。

あ・うんの存在の間柄

「阿吽の呼吸」は、絶妙な間合いと気持ちの一致で息がピッタリと合うことです。由来は、古代インド発祥のサンスクリット語で「呼気と吸気」や「始まりと終わり」を表します。

相対するものが、互いを推し量り相手の気持ちをくみ取って意思の疎通を図ります。息を合わせるためには、相手の気持ちを察し共感する思いやりが必要ということです。

微笑みは大事なコミュニケーションツール

人は誰でも自分を認めて欲しいという「承認欲求」を抱いているものです。自分の話を親身に聞いてくれたり、努力を分かってくれて褒められたとしたら、やる気が湧いてモチベーションが高まります。自分の存在価値が認められるのは、とても嬉しいものですよね。

では自分が嬉しいと感じることを他の誰かにしてあげたら、その人も大きな喜びを感じるのではないでしょうか。もし分かり合いたいと思う人がいたとしたら、是非とも自分から意思表示してみてはいかがでしょうか。

あなたの事を大切に思っています”という思いを込めて優しく微笑んだら、必ずその人は心をひらいてくれるはずです。そしてお互いの心が通じ合いさらに絆は深まっていくことでしょう。

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