冬至とは
中国から伝わった季節を表す名称で、北半球では一年のうち最も昼の時間が短い日が「冬至」です。
天文学的に算定するので毎年多少の変動がありますが、今年の冬至は12/21(土)となります。
この日から少しずつ太陽の出る時間が長くなっていくので、冬至は「太陽が生まれ変わる日」とされていて古くから世界各地で様々な風習・行事が行われています。
生命の象徴である太陽の力が一番弱まる「極陰」の時を得て、徐々に陽の気が戻って来るという考え方で「一陽来復」とも呼ばれ、冬至はとてもハッピーな日であるのです。
24節気
月の満ち欠けから割り出された旧暦は中国から日本に伝わって、飛鳥時代に日本独自の大和暦(太陰太陽暦)がつくられました。現在使われている新暦(1月~12月)は太陽の周期を基準とした太陽暦で明治5年に改暦しています。
古代中国では立春・春分・夏至・秋分など一年を24分割し「二十四節気」として四季や気候を表しました。季節の移り変わりを折り込み、農耕作業や祭りなど行事の際の指標として今でも広く利用されています。
又、お彼岸や節分などは「雑節」といって各節気は季節を先取りした風情ある慣習といえます。
年に一度の開運日に「無病息災」を願う
冬至を境に運気が上昇していくといわれる縁起の良い日です。その為、昔から冬至の日に厄除けや開運の慣わしが行われています。
新たなサイクルが始まる日に、日本古来の伝統的な過ごし方をすることで運を味方につけましょう。
運気が上昇する冬至の習慣

冬至の過ごし方
陰の運気が終わり幸運に向かっていく始まりの日は、リラックスしてゆっくりと過ごすのが一番です。
冬至の日にネガティブな言動やケンカや揉め事、大そうじは避けた方が良いでしょう。
また、新しいことを始めるのではなく一年を振り返って来年に向けた計画を立てる時間をつくりましょう。意欲的に行動するより静かに自分をねぎらいつつエネルギーを蓄える日とします。
ゆず湯に入る
冬至を迎えてますます寒くなりますが、本格的な冬を前に「ゆず湯」で体の芯から温まりましょう。
「ゆず湯」は江戸時代から行われているみそぎの風習で体を清めるという意味があります。
冬が旬の柚子は、香りが強く邪気を払うとされていて血行を促進し体を温めて風邪予防になります。
果皮に含まれるクエン酸・ビタミンCは美肌効果、また香りのリラックス効果も合わさって元気に冬を越すのにピッタリのバスタイムとなります。
縁起の良い食べ物
春と秋には七草を食べて邪気を払い無病息災を願という風習がありますが、冬至にも七草があります。
冬至の七草は、運盛りといって「ん」のつく食べ物を食べると良いとされています。
- なんきん(かぼちゃ)
- れんこん
- にんじん
- ぎんなん
- きんかん
- かんてん
- うどん
古くからの縁起担ぎでは、特にカボチャや小豆がゆを食べるといった風習が全国各地であります。
カボチャも小豆も栄養価が高いので、寒い季節の体力を蓄えるにはうってつけではないでしょうか。
陰陽説

『万物は陰と陽という対立した二つの原理によって成り立ち、その相互作用によって変化していく』というのが陰陽の思想です。例えば、日と夜・男と女・上と下・火と水など対の関係の陰陽二つの気が互いに調和することで自然界の秩序が保たれているという古代中国の「陰陽道」の考え方です。
陰陽師(おんみょうじ)
天文学や暦学から吉凶を占う学問である「陰陽道」は、風水などの東洋占星術の一種といえます。
中国の陰陽道に加えて日本古来の神道や密教・民間思想・仏教を合わせて、暦の作成・時刻の管理・地相・風水・占星・祈祷・呪術などで国政に深く関わっていたのが陰陽師です。
飛鳥時代から明治時代初期まで置かれていた「陰陽寮」という国の機関に所属していた陰陽師たちは、国政の重要なことがらをみていたエリート官僚だったのです。
特に平安時代の宮廷で活躍した安倍晴明(あべのせいめい)は、とても有名でカリスマ的な存在です。

西洋占星術でも大きな天体の動きがあり本格的な「風の時代」に突入しましたが、東洋占星術においても調和とバランスがとても大事な要素となっています。
今をより良く生きるために、開運アクションで運気上昇を意識してみて下さい。

