重曹とクエン酸の魅力
私が重曹を使い始めたのは胃腸の不調が続いたことがキッカケでした。病院で色々な検査をしても特に異常が見つからないまま、持病があるため飲む薬の量だけが増えていったのです。薬ばかりに頼るのではなく自力で改善していこうと、思い切って胃腸薬を止めて重曹水を試してみたという訳です。
食事とヨガ&ストレッチなどの自己管理をしたらスッキリ回復。「これはいいかも!」と思い現在は重曹クエン酸水を試し中です。
あるものをなるべく活用しようと洗剤類も見直した結果、重曹とクエン酸の2つを様々な用途で使用。今では洗剤類をアレコレと買わずミニマム生活に。あらためてその魅力を実感しています。
1.お家をキレイにするチカラ!

<酸性・中性・アルカリ性による効果の違い>
洗剤類は成分の違いでそれぞれに得意な洗浄があって、汚れや臭いの性質により効果も異なります。
小学生の頃、理科の実験でリトマス試験紙を使って調べたpH値は、「酸性・中性・アルカリ性」の度合いを0~14で表す数値です。pH値が小さいと酸性で、大きくなるほどアルカリ性度が増します。【0=強酸性/7=中性/14=強アルカリ性】
基本は、汚れと反対の性質のクリーナーで中和させることで汚れや臭いを除去します。(酸性の汚れにはアルカリ性洗剤を、アルカリ性汚れには酸性の洗剤を使用すると良く落ちる)
酸性やアルカリ性が大きく偏ったものを使用すると人体に悪影響を与えます。人間の体は常に弱アルカリ性に保たれているので、体内と同じ弱アルカリ性洗剤は効き目は穏やかであっても刺激が少なくて体に優しい洗剤です。
<天然成分のナチュラルクリーニングは環境と肌にやさしい>
合成界面活性剤(石油系洗剤)を使用しない自然由来のクエン酸・重曹・セスキ炭酸ソーダ・過炭酸ナトリウムなどで掃除をすることをナチュラルクリーニングといいます。一時期のブームを超えた今でも100円ショップで売られているので、使われている方も多いかと思いますが「ハッキリとした使い分けをしていない」とか「何で良いのかわからない」という方のために特徴をまとめてみました。
【4つの天然粉末の特徴(pH値・低い→高い順)】
- クエン酸(酸性)・・雑菌の繁殖を抑え消臭効果あり。主に水回りの汚れを分解除去。【トイレの尿ハネ・アンモニア臭、浴室や洗面所の水あか・石けんカス、台所のシンクや蛇口・電気ポットの水あか・まな板の除菌・魚の生臭さ】
- 重曹(弱アルカリ性)・・研磨力あるのでみがき洗いや消臭効果、たんぱく質の皮脂汚れや油汚れが得意。【調理のフライパン焦げや油落とし・まな板の臭い・野菜の農薬除去、布類カーペット等の汚れ落とし・衣類の皮脂とニオイ落とし】
- セスキ炭酸ソーダ(アルカリ性)・・重曹よりガンコな油落とし(洗浄力と研磨効果ないのでナベの焦げつきは不得意)【台所のコンロなどの油汚れ・浴室や洗面所のタイル(水あかにはクエン酸を)】
- 過炭酸ナトリウム(強アルカリ性)・・粉末の酸素系漂白剤、除菌、消臭効果。【洗濯槽の汚れ・排水管パイプ汚れ・布類の黄ばみ】(オキシクリーンはこの過炭酸ナトリウムが主成分です)

●重曹とクエン酸の実際の使用例●
スーパーでは用途別に便利な洗剤がたくさん並んでいます。でもアレコレと多くの種類を揃えるのは大変なので私は「重曹とクエン酸」をそれぞれ「掃除洗濯用」・「内服用の第三医薬品」と揃えて4種類でフル活用しています。
(重曹)キッチンや掃除洗濯と万能なアイテム。人体に無害なため食用添加物や医薬品としても使われていますが、掃除と飲用は純度が違うので必ず分けて使用する。
野菜の洗浄(残留農薬のつけ置き洗い)・フライパン類(油ギトギト洗い)・キッチン掃除(小まめに重曹水をスプレー)・消臭剤・ゴキブリ対策(ジャムの空き瓶に重曹大2~3+ハッカ油数滴+ガーゼと輪ゴムで蓋)・洗濯(衣類の生乾き臭や汗臭さに、洗剤+重曹大1~2をぬるま湯で溶かして使う)・シャンプー(頭皮のニオイが気になる時のシャンプー剤)・整腸剤(医療用重曹)
(クエン酸)天然大理石や金属などの素材によっては変色やサビなどの反応がある。塩素系洗剤や漂白剤と併用すると有毒ガスが発生するので「まぜるなキケン!」です。
キッチンや浴室トイレの水回り掃除全般(100均スプレーに水200ml+クエン酸小1)・野菜の洗浄(ササっと洗い)・リンス(髪の状態を整えたい時に)
◎クエン酸と重曹を混ぜて使うと効果大とよく言われますが、酸性とアルカリ性で中和され互いの力を打ち消すので洗浄効果は弱まります(炭酸ガスの泡効果での汚れとり)
2.カラダを整えるチカラ!
人間の体のpH値はpH7.35~7.45(弱アルカリ性)で、酸性に傾くと免疫力が低下し様々な病気を引き起こす要因になります。アルカリ性体質を維持するために、毎日手軽に摂取できる粉末の重曹とクエン酸で自然治癒力を高めましょう。(持病のある方はお医者さんにご相談の上、飲用して下さい)
たくさんの体に良い効果がある重曹とクエン酸ですが、主な「用途と効能」をご紹介します。

<重曹の健康パワー>
炭酸水素ナトリウムという物質で、化学式はNaHCO₃です。弱アルカリ性の重曹は生活習慣で酸性に偏りがちな体内のpHバランスを整えます。また、炭酸ガスを発生させることで様々な効能があります。※過剰摂取は塩分及びアルカリ度が強くなり過ぎるので飲用に注意!(1g位を2~3回/日)※
胃腸改善=胃酸を中和し過剰な分泌を抑える働きをする(胸やけや二日酔いの緩和)
便秘の解消=炭酸ガスで腸を刺激し腸のぜん動運動を活発にする
疲労回復=pHバランスを整え体内の老廃物を汗や尿で排泄させ疲労物質を取り除く
基礎代謝UP=炭酸ガスで血流がよくなり代謝が上がって太りにくい体をつくる
満腹感=満腹中枢を刺激し食欲を抑える(運動と併せて体質改善を)
口腔ケア=抗菌作用により口臭・虫歯予防
シャンプー剤・入浴剤=皮脂を溶かしてさっぱり感(乾燥・敏感肌で合わない人もいる)
<クエン酸の健康パワー>
レモンなどの柑橘類やお酢・梅干等に含まれる酸味成分がクエン酸です。クエン酸自体は酸性物質ですが、体内で弱アルカリ性へと変化します。(一日で15g程度を数回に分けて飲用すると効果的・好きな飲み物に混ぜても良い)
疲労回復=筋肉の疲労物質である乳酸を分解し新陳代謝を促す。体内のミネラル成分を効率的に吸収し疲労の蓄積を防ぐ(眼精疲労にも良い)
血行促進=血液循環を活性化・血管拡張と血液サラサラ効果で血流を改善
抗菌化作用=体内の活性酸素を抑制し細胞をダメージから守る
代謝促進=エネルギー代謝を促進し脂肪燃焼をサポートする
美肌効果=老廃物を排出してデトックス効果(抗酸化・殺菌作用)
ピーリング効果=肌の表皮を生まれ変わらせる作用(化粧品にも使われている)
リンス剤=髪のキューティクルの状態を整える(刺激強いので少量から試用)
◎(重曹クエン酸水)掃除の項でもクエン酸と重曹を混ぜて使うと中和され互いの力を打ち消すというように、重曹のアルカリパワーは弱まるがクエン酸が体内でアルカリ性に変わるのでpHバランスと効能は保てる(過剰摂取・持病がある・妊娠中の方は注意が必要です)
このように重曹とクエン酸には秘めたるパワーがたくさんあって、紹介しきれないほどです。こんなに毎日使いまわせるなんてコストパフォーマンスが高く大満足です。
皆様もご自分に合った使い方を工夫して、ぜひ「重曹とクエン酸」でエンジョイ生活をして下さい。



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